令和6年4月院内全体研修 テーマ「医療ガス」
R6.4
【研修内容】
- 高濃度の酸素で綿に着火する実験(写真)
- 酸素ボンベの取り扱い(ボンベの色は黒・残量もチェックする・バルブの開閉はゆっくりとする(目いっぱい開いて少し戻す))
- 酸素流量計の扱い(外観チェック・使用前点検・動作確認)
- 医療ガスによる事故の原因(点検・確認・知識不足)
- 発火事故防止三条件(可燃物・支燃剤・発火源)
【研修を受けて】
酸素ボンベの取り扱いがよくわかりました。
事故防止のため、知識を持って点検・確認を行いたいと思います。
令和6年6月 院内勉強会「救急蘇生法全体研修」
R6.6.25
①西条市災害医療プロジェクトチームについて
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消防と病院間の初動の情報共有方法として Webexを活用する
(Webex=ビデオ会議、オンラインミーティング、画像共有などの活用ができるWeb会議アプリ。当院では受付のタブレットで使用可能)
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当院でのWebexを活用した実際の流れ
- 複数傷病者事案発生
- 消防から4病院へ電話で第一報の連絡(Webex立ち上げ陽性)
- 事務員対応でWebex立ち上げと副院長への連絡実施
- Webexで消防からの傷病者の情報共有、各病院がトリアージカラーごとに傷病者の受け入れ可能人数を消防に伝える
- 現場の消防隊員が4病院に振り分けを行い、Webex上で受け入れ要請依頼
- 4病院の受け入れ人数決定後、搬送開始とともにWebex使用終了
②救命蘇生法の振り返り
- 救急蘇生法の流れ
- 蘇生ガイドライン2020の変更点
- 令和5年度院内研修テストで正解率が低かった項目の解説
【研修を受けての感想】
西条市4病院と消防の連携による、複数災害受傷者の対応方法が確立していることを知らなかったので、大変勉強になった。今後、様々な災害等で活用していただきたい。
救命蘇生法については、救命蘇生の現場に立ち会うことがなかなかないので、一度受講しても忘れてしまうので、定期的に勉強会に参加しなければと思った。