私たち看護師は、自分の知識習得、向上のため、いろいろな研修に参加しています。
看護師は日々命の現場に身を置いています。
少しでもその現場で活かせるようにとの思いもあります。
ただ、全ての研修に参加することはできませんので、参加した人の報告を聞く事で、知識を得ようと、研修報告会を勉強会の予定に組み込みました。
その中の一つ「看護のパワーアップにつながる対人コミュニケーション」を紹介します。
*対人コミュニケーションの基礎知識
看護師が対人コミュニケーションを学ぶ意味。
- 患者や家族と良好な関係(治療的関係)ー良いケア
- 同僚や保険医療チームのメンバーと円滑な関係
- 専門職者のアドボカシー(自分の仕事を話す)
- 豊かな人生を過ごせる
- コミュニケーション力がもたらすもの
- エンパワーメント
- 格差を縮めて対等な立場に押し上げる
- 学習可能なもの(学習すれば成長は、無限大)
- コミュニケーション力を伸ばす事は、人間として成長する事
*コミュニケーションの仕組み
非言語的コミュニケーションの要素
- 空間に配慮出来るようにする
(初対面1〜3m、面接1m、講演3m
個人空間の配慮:個人空間の侵害→処置が必要な事の説明、生物的な処置の対象でない事を示す)
- 周辺言語(声の大きさやピッチ、トーン、抑揚、話す速度)
- 動作、表情と視線
- タッチ
- その他:髪型、アクセサリー、環境(照明、温度、資料の字の読みやすさ)
*空間の知識
会話/面接時の席の配置
不安が強い時(コーチング、保健指導)は対面より横に座る
*看護師に必要な対人コミュニケーションスキル
- 信頼関係作り(相手への敬意、自身のある態度、専門能力)
- 聴く
- 効果的な質問
- 投げ返し
- 自己開示(自分の話す事)
- アサーテブスキル(アサーション) などです。
他、「楽しく仕事をするために皆でフィッシュ哲学を学ぼう」等の報告がありました。