村上記念病院


院内勉強会 テーマ「医療機関等における院内感染対策について」H25.12.1.

感染対策について院内勉強会がありました。 今回は、環境整備、清掃にポイントを置いてサラヤさんにお話していただきました。 これからの季節、インフルエンザをはじめ、ノロウイルス等の感染に敏感になると思います。 参加者も大変興味深く聞いていました。

テーマ「医療機関等における院内感染対策について」

  1. 空調設備、給湯設備等、院内感染対策に有用な設備の適切な整備や、 院内の清掃などを行い、 院内の環境管理を適切に行うこと。
  2. 環境整備の基本は清掃であるが、 その際一律に広範囲の環境消毒を行わないこと。 血液もしくは体液による汚染がある場合は、汚染局所の清掃除去法及び消毒を基本とすること。
  3. ドアノブ、ベット柵など、医療従事者や患者が頻繁に接触する個所については、 定期的に清拭し、必要に応じてアルコール消毒を行うようにします。
[環境整備]
  • 通常掃除を行う表面:常に目で見て清潔に保つ。
  • 患者ケア区域:血液等による汚染や多剤耐性菌の存在が不確実な場合は EPA(環境保護局)承認の消毒役入り洗浄剤を用いる。
  • 患者ケア区域以外:洗剤と水で清掃すれば十分とのこと。 よく触れる所 (例としてドアノブ、ベット柵、ライトのスイッチ、病室のトイレの中やその周りの表面、 そしてパソコンのキーボードやマウスも要注意!)は、 あまり触れない所より頻繁に清掃・消毒することが大切です。
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