感染対策について院内勉強会がありました。
今回は、環境整備、清掃にポイントを置いてサラヤさんにお話していただきました。
これからの季節、インフルエンザをはじめ、ノロウイルス等の感染に敏感になると思います。
参加者も大変興味深く聞いていました。
テーマ「医療機関等における院内感染対策について」
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空調設備、給湯設備等、院内感染対策に有用な設備の適切な整備や、
院内の清掃などを行い、
院内の環境管理を適切に行うこと。
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環境整備の基本は清掃であるが、
その際一律に広範囲の環境消毒を行わないこと。
血液もしくは体液による汚染がある場合は、汚染局所の清掃除去法及び消毒を基本とすること。
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ドアノブ、ベット柵など、医療従事者や患者が頻繁に接触する個所については、
定期的に清拭し、必要に応じてアルコール消毒を行うようにします。
[環境整備]
- 通常掃除を行う表面:常に目で見て清潔に保つ。
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患者ケア区域:血液等による汚染や多剤耐性菌の存在が不確実な場合は
EPA(環境保護局)承認の消毒役入り洗浄剤を用いる。
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患者ケア区域以外:洗剤と水で清掃すれば十分とのこと。
よく触れる所
(例としてドアノブ、ベット柵、ライトのスイッチ、病室のトイレの中やその周りの表面、
そしてパソコンのキーボードやマウスも要注意!)は、
あまり触れない所より頻繁に清掃・消毒することが大切です。