村上記念病院


院内勉強会「医療ガスについて」  H22.4.20.

毎年「医療ガス」についての講義を、高松帝酸の方からしていただいています。今年は病院全体で今まで以上に取り組む方向で勉強会を開き、多数の参加がありました。そして、今までの講義からのQ&Aから始まりました。
「アウトレットの色は緑、ボンベの色は黒、統一できないか?」
「携帯ボンベの供給時間はどれくらいか?」 等いまさら、しかし基本で大切な事を解説していただきました。
また、日常よく使われる「酸素」について、専門家でも予測できない思わぬ事故例を具体的に知り、日ごろからの注意が必要だとわかりました。特に密閉された室内、車内は発火物がないと思っていても、酸素濃度が23%を超えると燃える能力があがり瞬間的に燃えるそうです。酸素を吸った脱脂綿がいかに瞬間的に燃えるかの実験をみて、再認識した次第です。
救急車両やワゴンタイプ車は酸素に対してさらなる注意が必要です。
 事故を起こさないために・・・
  医療ガスの事故より学ぶ
  医療ガスの供給システムを知る
医療酸素ガスの取り扱い方を身につける
医療ガスの関連法規を知る
酸素流量計をはじめ、医療機器は、当院は臨床工学技士が定期的に点検しています。病院の中にはいつも危険性のあるものがあることを念頭に置き、日々の業務、看護ケアに従事していきたいと思います。




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