今回の看護部の研修報告会は、4つの研修会に参加しての報告がありました。
- 「いつまでも口から安全に食べてもらおう」
- 「第25回日本HDF研究会 学術集会」
- 「術前から取り組む周術期看護~術後看護に自信が持てる!~」
- 「他職種連携で誤嚥性肺炎を防ごう」
の4つです。
水分が飲み込みにくい方、むせる方には、とろみを付けたらよいと思いがちですが、とろみを付けた方が明らかに誤嚥している事があるそうです。
今まで90度ルールや、吸引をしてから等の情報はありましたが、とろみが無い方がよいという事には驚きました。医療や看護は日々進化しています。常に新しい情報を得るためにも研修・報告会への参加が大事だと思いました。
透析の発表は専門的ですが、透析患者も多く、また、昨年センター自体が新しくなり、使用する機器も変わり治療の効果が期待できるところです。しかし機器や治療が新しくなっても大事なのが「患者さんとの会話、コミュニケーション」との事でした。
術前訪問は当院でも以前から実施していますが、さらに充実させていく事が必要です。薬剤情報、呼吸器系、循環器系、栄養、口腔内環境、せん妄で、術前は手術でのリスクを評価して患者さんの状態を最良とする対策をとる事が、術後の関わり方に重要になってくるという事で締めくくられました。
これからもたくさんの研修に参加して、皆で情報共有をしていきたいと思います。