村上記念病院


院内勉強会全体研修 テーマ「救急医療について」H26.5.13.

4月に新入指揮者が入り、研修が進んでいく中、恒例の「救急医療について」の研修が行われました。
まず、救急医療と災害医療の違いについて。 救急医療は、1人の患者に対して、医療側が複数います。 1次から2次救命処置が連続して行え、救命士も同じ研修をしており、連携ができます。
しかし、災害医療は、医療側より患者さんの人数が多いということで、トリアージが大事になってきます。 多人数を同時に治療する事が困難な状況があるからです。 医療品も不足しており、ガーゼや包帯等をハンカチやストッキング等日常的にあるものを代用することも必要になってきます。

救急医療の一連の流れと、災害医療の知恵袋的知識のいくつか紹介がありました。 どちらも慌てない様に、日頃からの訓練や知識の引き出しが大切ではないかと思いました。

最後に、これから暑くなってきます。 熱中症に注意が必要です。 めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気等の症状がでたら、冷所に避難して、体を冷やして、「経口補水液」を飲みましょう。 汗をかいてなくても熱中症になる事があり、水分補給は必要です。 当院の薬剤部が水分補給のための「経口補水液」を試飲して、勉強会を終えました。



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