村上記念病院


院内勉強会 テーマ 『インシデントレポートの重要性』H28.01.19.

(株) アスティス さんの講義がありました。 インシデントとは、誤った医療行為などが患者様に実施される前に発見されたもの、 あるいは誤った医療行為などが実施されたが患者様に影響を及ぼすに至らなかったものをいいます。 スタッフは常日頃からダブルチェックや危険予知トレーニングなどインシデント発生がないよう気をつけていますが、それでもインシデント事例が発生したときに作成するのがインシデントレポートです。 責任追及のための「調書」や「反省文」ではなく、レポートにすることによりインシデントを分析し問題の発見、予防力の向上につなげます。

読みやすくまとまったレポートは再発防止上の良いマニュアルとなり、経験を共有することで再発を抑制する効果があります。 いくつかの事例から、わかりやすいレポートの書き方や再発防止の対策等を考え、発言し合い、インシデントレポートをより良い医療を提供するための具体性のあるマニュアルとして活用していく良い機会となりました。


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