恒例の救急蘇生法についての勉強会がありました。今年は、医師や看護師ではなく、薬剤師さんが中心となってすすみました。
画像診断の技士も研修を受けたら可能だということで、研修の域が広がり自己啓発に役立てることができます。
さて、勉強会は救命救急Q&Aで始まりました。素朴な疑問「人工呼吸言っても人の吐いた息を吸い込むので酸素はないのでは?」
近所に消防署があるし応急処置なんて面倒くさい・・」等。カーラーの救命曲線といって、
心肺停止からの死亡率を示すグラフがあります。心肺停止後3分で50%死亡、呼吸停止から10分で50%、多量出血から30分で50%。
日本の場合は、救急車が到着するまで約6分かかるため、救急車が.到着するまでに何もしないと、社会復帰は不可能とのことです。
一瞬の迷いが生死を分けるかもしれないと考えると、日頃からの訓練、練習が役立つと思われます。
Q&Aのあとは、恒例のスーパーデモで分かりやすくいざという「その時」の対応を見て勉強しました。
最後に、出席者全員が胸骨圧迫の実技をして勉強会を終了しました。