◆村上記念病院糖尿病新聞 2013年10月01日発行 |
薬との上手なつきあい方 |
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中高年になってくると、飲まないといけないお薬が増えて、いっぱいになる方がおられると思います。そこで注意したいのが薬とのつきあい方です。まずは、薬の飲み合わせについてです。 ●ビスホスホネート(骨粗鬆症の薬)朝起きてすぐに服用するタイプの薬です。飲食物の成分や他の薬と結合しやすいため、他の飲食物や薬と一緒に服用すると薬の吸収が十分に行われません。必ず薬を服用してから30分以上経過してから朝食などを食べるようにして下さい。 ●ワーファリン(心筋梗塞・脳梗塞を予防する抗凝固薬)1.納豆との飲み合わせに問題があります。納豆はビタミンKを大量に作る納豆菌が含まれていて、そのビタミンKがワーファリンの作用を弱めてしまいます。納豆菌の効果は2〜3日続きます。1パックでも危険なので十分注意してください。
他に飲み合わせがよくないものが無数にあります。一般の方が理解するのはとても難しいと思います。また、複数の病院や診療科にかかった場合、それぞれの病院からお薬が出されます。その処方内容に関して、病院間の連携がないと、お互いには処方内容はわかりません。そこで役に立つのが、お薬手帳です。 お薬手帳について薬局などで、無料で手に入れることが出来ます。処方された薬の名前、用法、用量などを記載します。これは、すべて薬剤師がやってくれます。薬の情報以外に、アレルギー歴・副作用歴など自分で記入することもできます。 |
村上記念病院糖尿病チーム |
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