◆村上記念病院糖尿病新聞 2013年08月21日発行
脳卒中の外科的治療について
講師:白石俊隆先生

●脳卒中とは?

脳血管に何らかの原因があって、突然に意識を失って倒れる様な状態。 高齢者の致命的疾患で、発症頻度が最も高いのは脳卒中。脳卒中患者数は147万人で、癌は127万人。

死亡数では:年間
1位:がんで、30万人くらい
2位:心疾患で、29万人くらい
3位:肺炎
4位:脳卒中で、13万人くらい
交通事故死亡:1万人くらい
日本の1年間の死亡数は、約100万人

 

●今回紹介した白石俊隆先生の治療!

・頚動脈血栓内膜切除術





・くも膜下出血 開頭手術
・未破裂脳動脈瘤 開頭手術

 

 

 

 

 

血管内治療
西条市内、村上記念病院1人!まだ、日本全国で約550人前後。
頭を開けることなく、カテーテルやガイドワイヤーなどを用いて血管の内側から行う治療。
・頚部内頚動脈ステント

←ステント前ステント後→

 

・脳動脈瘤コイル塞栓術

手術前→手術後→

●病院受診時の注意事項

・承諾書に印鑑が必要なことがある
・既往歴(これまでにかかった病気や手術)を把握(書き出し)しておく
・他院での内服薬を把握(書き出し)しておく
・他院にかかっている時には、その医師の紹介状が有った方がbetter
・脳卒中が疑われる時に、一般輪番の救急病院を受診した時には、可能な限り脳外科医のいる病院への転院を求める事も必要。

●白石俊隆先生のホームページ

http://www.tobrains.com

村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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