◆村上記念病院糖尿病新聞 2010年6月24日発行
摂取しよう!カルシウム
 

 カルシウムが不足する事により、頭のてっぺんから足の先まで、さまざまな不調の原因になってしまいます。最近特に目立ってきている動脈硬化などの原因は、コレステロールの取りすぎということが一般的になっていますが、実はそれだけではなく、カルシウム不足により生じる事がおおいに考えられます。血液中に増加したカルシウムが血管に入りこんで沈着すると、血管の弾力性が失われます。弾力性がなくなってもろくなりはじめると傷も付きやすくなり、そこへコレステロールがたまりやすくなります。血液中に増加したカルシウムが壁を塗るように血管壁をコーティングしていくのです。この状態がどんどん進む事により、動脈硬化が進行していくのです。

では・・・カルシウムを多くとるには

 効果的に取る事が非常に重要なことは、多くの方が認識しているとおもいます。しかし、実際にどのような食品に多く含まれているかわかりにくいかと思います。
 多く含まれた食品と言えば、やはり牛乳です。カルシウムなどミネラル摂取を目的に牛乳を飲むときは、低脂肪牛乳がおすすめです。しかし、がぶ飲みはいけません。牛乳が好きでしょうがないという人はある程度飲んでも良いと思いますが、最先端の栄養学からでは、牛乳は出来るだけ控えるようにすべきであるようです。
 牛乳を世界で一番のむノルウェーの骨折率は日本の約5倍!!
 牛乳を飲めば骨が丈夫というのは、大きな間違いであるようです。
 カルシウムの吸収率からみると、乳製品>小魚>野菜 の順になります。

上手にとる方法

  1. 基本は乳製品
    カルシウムを上手にとる為には、まず、乳製品を毎日欠かさず飲むことです。その量は、1日にコップ1杯で十分です。
  2. 小魚、野菜を料理メニューにいれる
    しらす・大根・小松菜などを、ちょっとした一品料理に加えるといいです。
  3. ビタミンDを摂取する
    カルシウム吸収率を上げてくれる栄養素なので、食事にとり入れましょう。ビタミンDの多い食品は、サンマ・サバ・ブリ・シイタケ・まいたけなどがあげられます。

正しい食生活をキープし、体の健康維持につなげましょう。

摂取しよう!カルシウム講演風景

村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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