◆村上記念病院糖尿病新聞 2006年10月27日発行
知ってほしいお薬のこと
薬局
●薬の飲み方
 
基本は、コップ一杯の水、または白湯で飲む
錠剤をかみ砕いたり、カプセルを外したりしないでそのまま飲む

●薬を飲むタイミング 起床時、食前、食直前、食直後、食後、食間、食中、就寝前、時間毎

薬を食事の時間に合わせて服用することにより、飲み忘れを防ぐことができる。
胃の状態は、食事の前後で大きく異なり、それによって薬の効果も左右されることがあるため、指示された用法を守って服用

●とんぷく薬 (鎮痛薬、解熱薬、下痢止め、下剤、狭心症発作の薬など)

とんぷく薬は、症状があらわれたとき、これを抑えるために使用
症状を抑えるだけでなく、その原因を治療することが重要

●経口血糖降下薬

※インスリンの分泌をうながす薬:
オイグルコン、ダオニール、アマリール、ファスティック、グルファスト

スルホニル尿素薬(SU剤)・速効型インスリン分泌促進薬
膵臓のβ細胞を直接刺激することでインスリンを分泌させ、血糖を下げる
 

※糖質の吸収を遅らせる薬:グルコバイ、ベイスン、セイブル
α―グルコシダーゼ阻害薬
食事中の糖質の消化・吸収をゆっくりさせて食後の血糖上昇を抑える薬

●インスリン療法

インスリン注射は、健常な人の分泌パターンを再現するように、1種類もしくは2種類以上を組み合わせて使う。多種多様なインスリン注射があるため、自分の使っているインスリンの特徴を知っておくことが大切


 

 村上記念病院糖尿病チーム

村上記念病院
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