1 膝、腰の痛みにオススメなのは水泳です。
水泳は水の浮力により関節にかかる負担が少なくなり、また水の抵抗によりゆっくり泳ぐだけで多くのカロリーを消費することが出来ます。プールに通うことが出来る方であれば週に2〜3回プールの中でゆっくり歩くだけでコントロール出来てきます。
2 膝、腰の痛みがなく動ける方は散歩をオススメします。
普段のスピードで歩く場合25〜30分以上歩いた方が良いでしょう。やや早めに歩く場合は20分以上行なってください。20分以上運動を続けることで糖質脂質が効率よく燃焼し血糖値が下がりやすくなります。
3 運動、水泳、散歩は出来ない、したくない方は、自宅で日常生活において少し工夫をしてみましょう。
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- 買い物で車を使う時には、遠くに車を駐車する。
- 犬との散歩回数、距離を増やす。
- 子供や孫との散歩や遊びを増やす。
- 自宅の掃除をする。
- ゴミを外に持って行く。
- 庭の手入れを1日1回行う(雑草をとる)
- テレビなどのリモコンは使わないようにする。
- エレベーター、エスカレータは使わず階段を使う。
- ゲートボール等好きなスポーツに参加する。
- すぐ近くに買い物に行くときは、歩いて行こう。
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4 筋肉の柔らかい人の方が消費エネルギーは大きいのです。身体を柔らかくするためには筋肉のストレッチ体操が必要です。
ストレッチとは
「筋と腱を徐々に伸ばし、伸ばしたら数秒間じっとしている体操です。」柔軟性を高めます。
注意すること
・反動をつけない ・息を止めない ・痛みを出さない
(先日の健康教室では、軽い運動の実習、練習、指導がありました。)
やっぱり運動が続かないという方は、当院リハビリ室に「パワーリハのトレーニングマシン」があります。是非週に2〜3回通っていただければお役に立てると思います。
村上記念病院糖尿病チーム