「1日の献立は、1日の初めに立てましょう。」
食事は、1回、1日、1年で終わるものではなく、一生のことです。分かりきっていますが、バランスよく適量でとなると続けるのは非常にむづかしい事の一つになります。そこで、恒例のお食事会を開催しました。
病院食は、砂糖を使用せず、マービーという甘味料を使用しています。
カロリーは主食で調整しましょう。同じカロリーでも、食品によって大きさが違うので、少しでもたくさん食べた気になる裏技も使いましょう。よい献立案があればぜひ、教え合いましょう。
あとは、ゆっくりかんで、ゆったりとお食事を楽しみましょう。
低血糖には気をつけて
「低血糖」・・よく聞く言葉ですが、知っていてもそれを体験している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
低血糖とは、血液中のブドウ糖が少なくなりすぎた状態で、強い異常な空腹感や脱力感、発汗、手足のふるえ等の症状がありますが、糖分を摂ると急に良くなります。軽いうちに糖分を摂りますが、ベイスンやグルコバイ等の種類を飲んでいる方は、ショ糖ではなく、できるだけブドウ糖を摂って下さい。急ぐ時はあめ玉よりジュースがよいでしょう。詳しくは主治医または薬剤師に相談して下さい。
なお、自己判断で糖分を摂ると、高血糖だった・・ということもありますので、血糖測定器をお持ちの方は、確認してから処置しましょう。また、低血糖がたびたびおこる方は、速やかに主治医に相談しましょう。
村上記念病院糖尿病チーム