30年以内に大地震が起こる確率は、50%以上と言われています。
避難場所の確認や非常食の準備はできていますか?
1.災害時の避難場所の確認
地区内の一時避難場所、収容施設などを確認しておきましょう。
防災マップ(西条市HPに掲載)には、避難場所だけでなく危険箇所も示されているので
一度チェックしてみてください。
2.家の中や周り、地域の危険箇所の確認
◇地震対策
安全なスペースの確保のため、家具の配置に配慮する、家具の転倒や落下を防止しましょう。
◇台風・大雨対策
時期を予測できるので、気象情報などを注意して聞き、早めに対策を立てましょう。
3.非常時出品の準備
一次非常時出品:災害発生後、まず初めに持ち出すもの
二次非常時出品:復旧までの数日間を自足できるように備蓄しておくもの
★チェックリストをもとに、非常持出品を準備してみましょう。
一次非常持出品
<非常食>
□ ごはん(アルファ化米やレトルトパックなど)
□ 缶詰(肉や魚のほか、野菜の缶詰など)
□ 飲料水(1人あたり1日3リットル)
※必要に応じて、缶きり・紙皿・紙コップなど
□ 携帯ラジオ
□ 予備電池
□ 懐中電灯
□ 絆創膏・きず薬など救急用品
※持病のある人は、常備薬やお薬手帳
<貴重品>
□ 現金
※小銭があると公衆電話の利用に便利
□ 免許証など身分証明書
□ 携帯電話
<衣類・生活用品>
□ タオル・ティッシュ
□ 雨具
□ 軍手
□ マッチ・ライター
二次非常持出品
<非常食>
□ アルファ化米、レトルトご飯
□ インスタント食品
□ 缶詰、レトルトのおかず
□ 乾物
□ 飲料水、お茶
<燃料・その他>
□ 卓上コンロ
□ 予備ガスボンベ
□ ポリ袋
□ ラップ
□ 洗面具
※歯磨き粉・歯ブラシ・石鹸・
水のいらないシャンプーなど
いざというとき、こんなものも・・・栄養調整食品
たんぱく質、脂質、糖質、その他ビタミン等微量元素が
バランスよく含まれています。
災害時に不足しがちなビタミンやミネラルを補うのに有効です。
低GI食品とは・・・
GI値とは食後の血糖値の上昇具合を示す値で、これが低いほど血糖値の上昇が緩やかです。
食品例:豆類や、食物繊維の多い食品(野菜・こんにゃく・海藻類など)
※SOYJOYも低GI食品です。
◆なにを準備する?
高齢者や乳幼児のいる家庭、食事制限のある人、アレルギー体質の人は各人にあったものを
見つけて準備しておきましょう。
◆いつ始める?
誕生日や記念日がオススメです。
食品には賞味期限があるため定期的に入替えが必要です。
定期的に災害食の期限表示の確認を行いましょう。
◆どこに、どんなふうにおく?
1人分ずつに分け、水にぬれても大丈夫な袋の中に入れておきましょう。
家族各自が一番よくいる場所や玄関先においておくといいです。
非常持出品は自分が持ち出せる重さのものまでにしましょう。準備ができたら実際に持ち運びが
可能な重さであるか確認しておきましょう。
4.糖尿病患者の災害時対策
糖尿病患者さんの避難所生活の心構え |
@避難所の管理者に、自分が糖尿病であることを伝えておく |
A支援物資の中で調整できるものは自分で調整する |
B食べ残しをしないように指導されますが、カップ麺のスープなど塩分の多い物は残す |
C野菜ジュースなど甘い飲み物は控える、またはゆっくり飲む |
D適度な運動を心がける |
◆糖尿病療養手帳やお薬手帳を常に携帯しておきましょう。
薬の名前や処方量などが分かるようにしておけば、災害時に
かかりつけ医以外で受診しても薬の処方がスムーズになります。
日頃の管理としても、糖尿病療養手帳やお薬手帳を活用していきましょう。
健康教室の様子
これから何を準備していくかなど
皆さん興味を持って参加されていました。
↑健康教室で紹介した災害食の一例です。
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