◆村上記念病院糖尿病新聞 2010年12月10日発行
リラクゼーションについて
 

ストレスは免疫力を低下させる・・ストレスは適度であれば、 生体機能が活性化し、からだにとって良い状態をつくりだしますが、強いストレスは交換神経を刺激し、正常な生体機能を壊し、免疫力の低下、癌の発性、糖尿病、高血圧、不安障害、睡眠障害など様々な慢性疾患の原因になってしまいます。



セルフケア・・自分で自分を癒すコト。

まず、深呼吸・・・そして、ゆったりとした自分だけの特別な時間を作ってみましょう。どんなことをすれば「からだ」が喜ぶのかを一緒に考えてみませんか?



音楽を聴く・ヒーリングCD、環境音楽、クラッシック

アロマテラピー・癒しの香りで癒される。

(心地よい香りは、鼻から直接に人間の本能をつかさどる大脳脳辺縁系という大脳深層部に働きかけ、リラックス神経の副交感神経を優位にして癒しの効果を発揮します。入浴時、アロマオイル数滴浴槽に入れて香りを楽しむ。アロマディフューザ―でアロマオイルを拡散させ香りを楽しむ)など。

ハーブティー・薬草のお茶

(内服治療中の方は、お勧めできません。各ハーブの効能に関しては各自で調べて下さい。草花を乾燥させ 煎じて飲む。香りは独特で、好き嫌いは分かれるが、飲むと一息つけるかも。)

マッサージ・コリ固まった所をほぐす。

コリ固まったところがあると、血が滞り疲れ、冷え、すっきりしないなど、 不快な症状が現れます。マッサージをして、身体を温め、巡りの良い体質になりましょう。第2の心臓といわれるふくらはぎを、一日4〜5分ほどマッサージすると良いそうです。(血栓症の既往がある方は禁忌)

呼吸コントロール法・一分に10回の呼吸法

少し多めの息を吸い、6秒〜7秒息を止め、緊張やストレスを吐き出すイメージで息を「ゆっくり」はく。自律神経に良い呼吸法です。
日常にとり入れてみましょう。

「色」をとりいれる・明るい色を周りに・・

白、黒、グレーは気持ちを滅入らせてしまうので、あまりおススメしません。 ピンク、オレンジ、黄色、赤、淡いグリーン、ネイビーブルーは気持ちを落ち着かせたり、明るい前向きな気持ちにしてくれたり、優しい気持ちにしてくれます。年齢を重ねれば重ねるほど、明るい色からパワーをもらいましょう。



脳の疲れには、新しい事してみると良い


疲れ・ストレスは脳からやってきます。先日テレビで目隠しをして食事をしながら五感を使い内容や、味を感じてみるという放送がありました。参加した人ほとんどが「頭がすっきりした」「疲れがとれた感じがする」など語っていました。脳の疲れには新しい事にチャレンジするという方法が効果的だそうです。そろそろ今年2010年もあとわずか。来年はウサギのようにジャンプ!して何か新しいコトしてみませんか?・・・2011年もよろしくおねがいします!

 

村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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