1.なぜこうなってしまうのか?治療や予防は?
変形性膝関節症は上の骨と下の骨が直接ぶつからないようにそれぞれの先端が軟骨で覆われていてクションの役目を果たしている。痛みを感じないで歩いたり座ったりできるのは、関節部に外から加わる力を弱めているからだが、年齢を重ねるごとによって、骨がすり減ってしまい、骨と骨が直接当たって炎症をおこし、やがて関節が変形してしまう
X線写真では膝関節の隙間が狭くなり、軟骨、半月板が傷んでくる。(関節鏡では軟骨が毛羽立ち、欠損)
2.変形性膝関節症の症状は?
歩き始めや、長時間歩いた後に痛みを感じるようになり、膝に水が溜まったり、鈍い痛みが続いて、膝が曲がらなくなる。
3.まず病院で行われること 鑑別診断
半月板損傷、骨壊死、巨細胞腫などの、悪い病気で無いか、その他の病気で無いかまず診断をつけるのが大事。
4.予防・診断・治療
予防 ― |
子供2歳までに重いリュックを頻回に背負わせるなどや、成長期に頻回の長時間の正座や重い物を持たせるなどすると成長軟骨の損傷により膝の変形をおこす。大人肥満の防止、適度の運動 |
診断 ― |
病院で診断をつけてもらう。 |
治療 ― |
変形性膝関節症と診断されたら、どういう治療がおこなわれるか? |
手術的治療か手術以外かは、膝の傷み具合による(膝関節の隙間で手術が決まる)
★非手術的治療
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SLR.―変形性関節症の進行を防ぎ膝の痛みを和らげる体操で、決して無理をしないように毎日続けること が大切。太ももを鍛える体操で、仰向けに寝て片方の足は膝を曲げて、もう片方の足は膝をのばしたまま10°上げ(約15p)5秒間保持し、これを20回連続して繰り返し、1日に2回位行う。 |
★手術的治療 |
関節鏡―関節内が切れてバサバサのとこを治療。 |
骨切り―正座がよく曲がるようになるが、歩くのに3カ月かかる。 |
人工関節―翌日から歩く事ができるが、入れ替えが必要。 |
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