◆村上記念病院糖尿病新聞 2006年4月14日発行
外食料理の選び方
栄養課
●外食料理の特徴
・ご飯、めんなどの主食の量が多い。
・肉などたんぱく質の使用量が多い。
・油脂類の使用量が多い。
・濃い味付けが多く、塩・砂糖の使用量が多い。
・野菜が少ない。

●食事の基本
・エネルギー摂取量を適切にすること。
・栄養のバランスをとること。
 
●和食料理
めん類を食べる時のポイント
・主食中心でたんぱく質や野菜はほとんど期待できないので、具が入っているものを選び、野菜を補う。

寿司を食べる時のポイント
・野菜が不足するので、補う。
・寿司飯に砂糖、塩が多量に使われている。

定食を食べるときのポイント
・食品数が多く、バランスが良いのでおすすめです。。
・ご飯の量を調節し、漬物・汁物の塩分に注意する。
 
●洋食料理
・油やバターをたっぷり使う調理方法が多いため、高エネルギー。マヨネーズやドレッシングは控えめにする。
・セットメニューはバランスがよくても、高エネルギーのものが多く、1000kcal以上のものも多くあります。

●中華料理
必ず油を使っているので高エネルギーです。
食べる量を調節することで、余分な油を減らせます。
 
●外食のポイント
・指示エネルギーの1/3を目安に選ぶ。
・不足しやすい野菜を食べる等、前後の食事で調節する。
・品数の多いものを選ぶ。
・和風定食がおすすめ。
・量の多いものは残す。
・よく噛んでゆっくりと食べる。

 村上記念病院糖尿病チーム

村上記念病院
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