村上記念病院活動だより
Activity of murakami
2025年、新しい年が始まりました!今年の干支「へび」のようにしなやかで強く、スルスルと良い運気に乗れる1年にしていきましょう!栄養課一同、皆さんが健康で元気に過ごせるよう、栄養面からしっかりサポートしていきたいと思います。
今回は、新年を祝う伝統行事「鏡開き」についてです。
鏡開き(かがみびらき)の由来
鏡開きは、正月にお供えした鏡餅を割って食べる、日本の伝統的な行事です。この習慣は、江戸時代の武家社会から始まったとされています。武士が使う「鏡形」の餅を神様へのお供え物として用い、それを割って食べることで神様の力をいただき、無病息災や家内安全を祈願しました。
現在では1月11日に行うのが一般的ですが、地域によって異なる日が設定されていることもあります。この行事は、新年の節目として家族でお餅をいただき、感謝と健康を願う大切な機会とされています。
【飾りの意味】
①橙(だいだい)
「家系が代々(だいだい)繁栄する」ことを願います
②二段の丸餅
2段の丸もちは太陽と月を表し、「福が重なる」「円満に年を重ねる」という意味があります
③裏白(うらじろ)
古い葉が落ちず新しい葉が出る、生命力と長寿の象徴です
④紙垂(しで)
神域にやってくる邪悪なものを追い払う意味があります
⑤四方紅(しほうべに)
天地四方を拝して災いを払い、一年の繁栄を祈願します
⑥三方(さんぼう)
神道や寺院の儀式で、供物や神饌(しんせん:神の食事)をのせるための台です
【鏡開きの作法】
今号の行事食
【クリスマス】 12/24
クリスマスケーキは苺のロールケーキを手づくりしました
チキンレモングリル/サラダ/コンソメスープクリスマスケーキ
【おせち】 1/1〜1/3
「おせち料理」は日本の伝統文化を感じられる特別な料理です。それぞれの料理には【健康】【幸福】【繁栄】への願いが込められています。今年も1年間、皆様が幸せに過ごされますように、三が日は、おせち料理を提供しました。
【七草粥】 1/7
お正月のご馳走で疲れた胃腸を休めてあげましょう
・セリ ・ナズナ ・ゴギョウ ・ハコベラ ・ホトケノザ ・スズナ ・スズシロ
最後までお読みいただきありがとうございました。次号は2025年4月の予定です。
どうぞお楽しみに!
村上記念病院 栄養課