◆村上記念病院 糖尿病新聞 2014年11月27日発行
認知症予防について

歯磨きのコツ教えます!

<二大口腔疾患>

  1. むし歯
  2. 歯周病(歯槽膿漏)
    1. 歯肉炎・・・歯肉(歯茎)に炎症があり、腫れている状態。歯磨きをすると出血することがある。
    2. 歯周炎・・・歯肉炎が進行し、歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしている状態。 それに伴い歯肉も下がってくる。進行すると歯槽骨が歯を支えられなくなり、歯が抜けてしまう。

正常→歯肉炎→歯周炎の順で進行していく。
むし歯や歯周病の原因

歯垢(プラーク)=細菌の塊 歯垢を取り除くことでむし歯や歯周病を予防・改善することができる。

  • 歯みがきのポイント
    1. 歯ブラシはふつうかやわらかめを使う
    2. 鏡を見ながらハブラシの毛先がどこに当たっているか確認しながら磨く
    3. 歯と歯の間磨きは歯間ブラシかフロスを使う
    4. 歯磨き粉のつけすぎには注意する
    5. 就寝前の歯磨きは念入りに行う
<注意して磨かなければいけない部分>
  • 歯が重なっているところ
  • かぶせものをしている歯
  • 根っこだけ残っている歯
  • 根っこが露出している歯

など・・・
悪くなる前にお口の健康診断を!!


ハブラシのヘッドは小さめを使う 毛先の開いていないハブラシを使用する
毛先が開いてきたら交換する
歯磨き粉のつけすぎには注意する。 必ず鏡を見ながら毛先がどこに当たっているのか確認しながら磨く事。
歯の根元は毛先を45度に当てて磨く 歯の表面は90度に当てて磨く
噛む面もしっかり磨く事 一番奥は磨き残しが多いので気を付ける
前歯の裏側はハブラシを立てて磨く事 歯間ブラシは一日に一回は必ず通すこと
村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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