◆村上記念病院 糖尿病新聞 2014年06月26日発行
おいしく、楽しく、減塩食
講師: 管理栄養士

●高血圧を放置すると...

  • 心臓、脳、腎臓の血管の壁が硬くもろくなり動脈硬化が進行。
  • 心筋梗塞、脳卒中、腎臓病などを引き起こす原因となる。

●日本人の1日の塩分摂取量(18歳以上)

●高血圧の予防

  • 食塩摂取量を減らす
  • 野菜や果物を積極的に食べる...豊富に含まれるカリウムにはナトリウムを排泄する作用がある。
  • 乳製品、豆類、藻類を食べる...カルシウム、マグネシウムは血圧を調整する作用がある。
  • 適正体重の維持...目標はBMI25未満
  • 運動...ウォーキングなど有酸素運動を中心に行う。
  • 節酒...1日の摂取量を守り、休肝日を作る。
  • 禁煙...高血圧の方の喫煙は心筋梗塞のリスクを高める。

●食べ物に含まれる塩分量を知ろう!

●味付けの5つのポイント

●乳和食

和食に牛乳などの乳製品を加えることで、旨味が増し、味がこくなる。
(例) *味噌汁 2人分*
 味噌大さじ1 + ヨーグルト大さじ1 → 通常の味噌味の半分の塩分量に!

●食べるときには...

  • 漬け物、汁物、加工食品などの高塩分な食品の回数を減らす。
  • 麺類は汁を残す。
  • 塩は食品の表面にさっとふりかける。
  • しょう油などは "かける" をやめて "つける"。
  • 食べ過ぎに注意する。
村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
戻る