◆村上記念病院糖尿病新聞 2008年2月8日発行
ストレッチしましょう!
理学療法士

<ストレッチとは>
筋肉や腱などの軟部組織を引っ張って伸ばす(ストレッチ)ことにより血流を良くし、硬くなっている状態から弾力性・柔軟性を取り戻すことです。

<ストレッチによる効果>
○怪我の予防  ○関節可動域の改善  ○筋疲労からの回復  ○筋痛の緩和  
○血液循環の改善   ○筋緊張の低下   ○疲労物質貯留からの回復

<ストレッチの仕方> 
ストレッチをする前は、軽く体を動かし、筋温をあげておきます。
・ ウォーミングアップ10〜15秒、クールダウン15〜20秒気持ち良くストレッチできているという感じを体で得て、呼吸は自然に楽にし、少しずつ伸ばしてゆっくり戻す。
 
《首》 (1) 首を前に倒す…首だけか、両手を後頭部に添えてジワーッと首の後ろを伸ばす
(2) 首を左右に倒す…首だけで行うか、片手で頭を倒しながら息を吐く
(3) 首を回旋させる…呼吸はゆったりと行い、ゆっくり左右に回していきましょう。
●首は後方に倒し過ぎると神経を損傷しかねないので、注意が必要です。
《上腕》 (1) 一方の手を首の後ろに組み、もう一方の手で手首又は肘を引っ張る
  (引っ張りながら息を吐く)
《肩》 (1) 片方の腕を胸の前に、もう一方の手で手首又は肘を持って胸に近づけるように引っ張る
(2) 水泳のバタフライのように前後に回旋させる 
(3) 両手を組んで頭上に伸ばす(伸ばしながら息を吐く)
《胸部》 (1) 胸を張る 両手を後ろに組むか、腰に当てて胸を張る 自然にゆったりと行う
《体側》 (1) 手首を握るか、両手を組んで体を横に引っ張って倒していく(左右交互)
《手首》 (1) 手の甲を押す  (2) 掌を押す


 

村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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