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臨床検査室臨床検査の案内

年度目標

・診療に即した良質なデータの提供 
・迅速且つ正確な検査体制の構築 
・他部門との連携強化

検査機器一覧

分野・装置名 メーカー 購入・稼働日
<臨床化学自動分析装置>
TBA120FR(生化学)
TBA120FR(電解質)
HLC-723G11(HbA1c)
定電圧装置パワーホレスター3860
デンシトロンCR-20
 
東芝
東芝
東ソー
常光
常光
 
 
H17.7.12
H17.7.12
H26.12.18
H21.6.11
H04.7.22
 

東芝TBA120FR 東芝TBA120FR(電解質) 東ソー723G7 定電圧装置パワーホレスター3860 デンシトロンCR-20

<免疫血清検査装置>
富士レビオ ルミパルスG1200
 
富士レビオ
 
H26.12.19
<血液検査装置>
XT-4000i(血球計数)
CA-510(凝固)
800FLEX(ガス分析)
 
シスメックス
シスメックス
ラジオメーター
 
H24.8.2
H16.1.29
H24.12.12
 
<一般検査装置>
UX-2000

シスメックス

H25.8.30

富士レビオ ルミパルスG1200 シスメックス SF-3000 シスメックス CA-510 バイエル 850 アークレイ AE-4020

<生理検査装置>
カーディサニーC310(心電計)
α610BX(心電計)
HS1000システム
α2000BX(心電計)
FX-321(脈波計)
PT-300(脈波計)
EEG・PSGシステムCOMET(脳波計)
TRC NW200(眼底カメラ)
AM-C1(聴力計)
HI-101(肺機能計)
VaseraVS-1500AN
GP-7(重心動揺計)
NT-530(眼圧計)
 
フクダME
フクダME
フクダME
フクダME
フクダ電子
フクダ電子
GRASS
トプコン
ミナト医科学
チェスト
フクダ電子
アニマ
ニデック
 
H16.5.10
H16.5.10
H16.5.10
H9.6.1
H3.7.1
H3.7.1
H21.4.15
H18.8.11
H21.12.3
H14.4.1
H26.10.31
H22.11.1
H24.2.27

フクダME 心電計 フクダME 心電計 心電図システム フクダME 心電計 フクダ電子 脈波計

GRSS 脳波計 トプコン 眼底カメラ ミナト医科学 聴力計 チェスト 肺機能計 フクダ電子 VaseraVS

アニマ 重心動揺計 ニデック 眼圧計

<その他>
CH(顕微鏡)
CX41(顕微鏡)
分光光度計 7012型
遠心機 4000
遠心機 2010
振盪器 KR-1N
恒温槽 EA-1
血液保冷庫 MBR-107T
フリーザー付薬用保冷庫 MPR-213F
乾熱滅菌器 MOV-212S
定温乾燥機 KD-45AA
高圧滅菌器 SX-700
インキュベーター EI-600B
超音波洗浄器
 
オリンパス
オリンパス
日立
久保田
久保田
カヤガキ
アズワン
三洋電機
三洋電機
サンヨー
カヤガキ
トミー精工
アズワン
京都第一化学
 
 
H16.1.8
H22.5.12
H17.9.28
H14.4.1
 
H19.4.23
H14.7.31
H15.4.1
H19.8.7
S61.1.31
H18.1.16
H27.12.25
 

オリンパス 顕微鏡 オリンパス 顕微鏡 日立 分光光度計 久保田 遠心機 久保田 遠心機

カヤガキ 振盪器 アズワン 恒温槽 アズワン インキュベーター 超音波洗浄器 乾熱滅菌器 定温乾燥機 高圧滅菌器

三洋電機 保冷庫 データチェック 外注作成 採血管準備システム 三洋電機 保冷庫

平成22年1月4日現在 上記の機器を使用して検査を行っております。
「村上記念病院 臨床検査室」

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1.パニック値とは

病状の急変や生命に危険を招く場合など、即治療を必要とする危険な病態を示唆する異常値をパニック値と
定義し、医療担当者(主に主治医)に直ちに報告すべき値であるとしています。

2.パニック値の設定

パニック値の設定および運用にあたっては個別にきめ細かく対応するのが最善ですが、すべての方(診療科)が満足できるパニック値の設定およびその運用は、事実上極めて困難であると思われます。また、本来のパニック値とは異なる検査値の異常(点滴ラインからの採血による電解質等の異常値、検体への異物の混入による異常値、抗凝固剤の選択の誤りによる異常値、検査機器の不具合による異常値、採血での人違い)等、患者の病態とは無関係の要因も皆無ではありません。そこで、当院検査室では他の医療機関のパニック値等を参考にして、以下のように設定しております。

検査項目 パニック値 予測される危険な病態
単位低値高値 低値高値
NamEq/l<110160< 心不全 急性水中毒脱水 尿崩症
KmEq/l<2.46.0< 筋力低下 麻痺 不整脈不整脈 心停止
ClmEq/l<70130< 呼吸性アシドーシス呼吸性アルカローシス
Camg/dl<614< 副甲状腺機能低下症副甲状腺機能亢進症
ASTIU/l 500<   重症肝障害 心筋梗塞
ALTIU/l 500<  重症肝障害
LDHIU/l 500<  心筋梗塞 急性肝炎
CPKIU/l 500<   急性心筋梗塞 筋炎
TPg/dl<410< ネフローゼ症候群脱水 多発性骨髄腫
血糖mg/dl<50500< インスリノーマ 脳障害糖尿病性昏睡
BUNmg/dl 80.0<  腎不全 脱水症
アミラーゼIU/l 900<  急性膵炎
アンモニアμg/dl 150<  肝性昏睡 劇症肝炎
T-BiLmg/dl 20.0<  肝疾患 溶血性疾患
CRPmg/dl 20.0<  炎症性疾患
白血球10/μl<200020000< 貧血 白血病 炎症性疾患 白血病
ヘモグロビンg/dl<5.0  貧血 急性出血 
血小板10/μl<30000  出血傾向 白血病 肝硬変 

検査値を評価するに当たって

各種の検査は、病態の把握や診断、治療の補助的な役割を果たしつつ、治療効果の判定、経過観察
治癒の判定などに用いられます。血液や尿など、体液には多種多様の物質が存在し、それらの物質は
関連し合い各々の役割を果たしているため、一つの検査項目で評価できることは少なく、関連する項目の
検査値を互いに比較して評価する必要があり、また様々な要因(個人差、性別差、年齢差、人種差、地域差、
食習慣差、運動差、職業差、生活環境差など)も考慮に入れながら慎重に判断することが求められます。

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